【ワシントン時事】米NBCニュース(電子版)は13日、ケロッグ米特使(ウクライナ・ロシア担当)がウクライナ停戦を巡る協議に出席することについて、ロシア政府が難色を示したと報じた。
停戦交渉の仲介役を担うと目されていたケロッグ氏だが、ロシア側が排除した形だ。
ロシア高官はNBCに対し、プーチン大統領がケロッグ氏を「親ウクライナ過ぎる」と見なしていると説明。軍出身でウクライナとの距離が近いなどと主張し、「われわれ(ロシア)が求めている資質ではない」と語った。米当局者もロシア側がケロッグ氏の関与を望んでいないことを認めた。