「お墓に私はいない」の秋川雅史さんがお墓のイメキャラに

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秋川雅史さん

秋川雅史さん

 「千の風になって」が大ヒットしたテノール歌手の秋川雅史さん(52)が、お墓・納骨堂のイメージキャラクターに就任した。♪お墓のなかに私はいない-という歌詞と、まったく逆な“転身ぶり”が話題となりそうだ。

 秋川さんがイメージキャラクターを務めるのは、東京都荒川区の町屋光明寺をはじめ、岐阜、千葉など全国9カ所に寺院、納骨堂、霊園などを持つ光明寺(本坊・岐阜市)。10月末に秋川さん側と契約を交わした。町屋光明寺は、近年、都内で急増している自動搬送式納骨堂を建立するなど積極的な展開をしている。

 「千の風になって」は米国の葬儀などで読まれる追悼詩をもとに、作詞作曲家の新井満さんが訳詞・作曲したもの。秋川さんが平成18年のNHK紅白歌合戦で歌ったことを契機に爆発的なヒットとなり、ミリオンセラーに。曲は、「自分は墓にはおらず、風になっている」と歌っている。墓石業者らから「お墓否定の曲だ」という声も出る一方で、葬儀会場で流す定番追悼曲として供養の場面に定着している。

 秋川さんは、曲のイメージとの関係から当初は難色を示したが、寺側の熱心な依頼に「私の歌が、大切な人を亡くして悲しんでいる方が、墓参りなどを通じて立ち直るきっかけとなり、その後の人生を前向きに送れるように、心に寄り添っていけるのであれば」と最終的に快諾した。

 秋川さんに就任を依頼した町屋光明寺の大洞龍徳住職は、「曲では死者の立場でお墓にいませんと歌っているが、歌詞の内容を吟味すると、死によって束縛されるものではないという気持ちが表れている。生きているときよりも、その人を身近な存在に感じるという意味で、お墓にとっても最高のイメージキャラクター」と、起用の理由を語っている。

 今後、秋川さんがお墓の前に立つポスターを制作するほか、イベント出演などを通じて、納骨堂などのPRをしていく予定だ。

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