BSフジは16日、この時期の恒例となっている「11時間テレビ2019 全国対抗!脳トレ生合戦!!」を午前11時から生放送する。同局の看板番組「クイズ!脳ベルSHOW」をベースにした番組で、今年で3回目。司会を同番組の岡田圭右(50)とフジテレビの川野良子アナウンサーが務めるのも例年と同じ。令和の世になっても、昭和感満載の11時間を送る。
今年の番組テーマは「夢の競演」。番組の根幹は、「脳ベルSHOW」で好評の脳トレクイズを、47都道府県を代表する6チームで争う対抗戦で、天龍源一郎、島崎俊郎、林家ペー、パー子、マリアンらが出演。その他にも競演と呼ぶにふさわしいコーナーが満載で、長州力ら、昭和から活躍するプロレスラーが、「TKJP(たたいてかぶってじゃんけんぽん)」のチャンピオンベルトと初代王者の座をかけて勝負する。また、栗田貫一、電撃ネットワークらによる「脳ベル演芸SHOW」、浅香唯や森口博子ら1980年代のアイドルたちが名曲を熱唱する「脳ベルヒットスタジオ」など、あらゆる“競演”が番組を彩る。
番組の今年のキャッチコピーとして、「若者よ、これが昭和だ。」と掲げるように、まさに昭和感がたっぷりの11時間。岡田は今秋の大型スポーツイベントを引き合いに出し、「ラグビーワールドカップやワールドカップバレー、世界陸上のリレーなど、和やチームワークがテーマだったが、この番組は正反対。みんな個人プレーですよ」と笑わせ、「今にはない、これが昭和」と説明した。
また過去2年の11時間テレビの放送の経験から、「本当に皆さん、個々のパワーがあるので、どういったサプライズ、ハプニングがあるかも要チェック」と話した。何が起こるか。(兼松康)