青森・八戸で小6女児首切られる、命に別条なし、通り魔か

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 12日午後4時40分ごろ、青森県八戸(はちのへ)市新井田西の路上で「女の子が見知らぬ男に首を切られた」と女児の自宅から119番があった。県警や県教育委員会によると、女児は市立小6年。首の前部分を切られ長さ数センチの傷を負った。八戸市内の病院に搬送されたが意識はあり、命に別条はない。

 女児は「1人で歩いていて、見知らぬ男に背後から襲われた」と話しており、県警は通り魔事件とみて傷害容疑で男の行方を追っている。

 県警によると、女児は自分で帰宅し、家族に被害を伝えた。男は白っぽい上着に黒っぽいズボンで、徒歩で近づき突然切り付けたという。歩いて逃走したとみられる。

 八戸市によると、7日夕には現場近くの路上で、男が子供に付きまとう事案があり、市が不審者情報として防犯メールで注意喚起していた。県警が関連を調べる。

 女児が切られた現場近くの認定こども園の60代女性園長は「静かな住宅街でこんな事件は初めて。恐ろしい」と話した。

 現場はJR八戸線小中野駅から南約2キロのスケート場近くの住宅街。

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