【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)は20日、ブリュッセルで首脳会議を開いた。ロシアの侵攻を受けるウクライナへの軍事支援強化について、親ロ姿勢で知られるハンガリーのオルバン首相の反対により加盟27カ国による全会一致の合意に至らなかった。残りの26カ国で支援強化を求める文書を採択した。
6日のEU特別首脳会議でも、オルバン氏の反対で支援に合意できなかった。
20日の首脳会議にはウクライナのゼレンスキー大統領もオンラインで参加。米ロ首脳によるエネルギー施設攻撃停止の合意を受けた対応についても意見交換した。