NHK連続テレビ小説「あんぱん」が3月31日からスタートします。「アンパンマン」の作者、やなせたかしさんと妻・小松暢さんをモデルにした本作。今田美桜さん演じる妻・のぶと北村匠海さん演じる柳井嵩を中心に、吉田鋼太郎さん、江口のりこさん、河合優実さん、原菜乃華さんら豪華キャストが集結しています。
阿部サダヲの“ヤムおじさん”風貌が話題沸騰!
放送前のPR番組で、阿部サダヲさん演じる“風来坊のパン職人”屋村草のビジュアルが大きな話題を呼んでいます。白いコック帽からクルクルの髪がはみ出す姿は、まさに「アンパンマン」のジャムおじさんを彷彿とさせます。視聴者からは「完全にジャムおじさん!」「朝ドラ一気に気になった」といった声が上がり、放送前から期待が高まっています。
白いコック帽をかぶった阿部サダヲ
インタビューで阿部さんは、屋村役について「ヤムおじさんと言われて。あれ? なにか、あれに似てるなって思いました」とコメント。役名と風貌の類似性に、何らかの関連性を感じているようです。
カメレオン俳優・阿部サダヲの演技力に注目
阿部さんは、「池袋ウエストゲートパーク」のドジな警察官役で一躍有名になり、その後も宮藤官九郎さん脚本の作品などで個性的な役柄を多く演じてきました。しかし、その演技の幅は広く、「殿、利息でござる!」の実直な酒屋の主人役や、「シャイロックの子供たち」の一般的な銀行員役など、どんな役でも存在感を発揮できる実力派俳優です。
ドラマ制作関係者によると、「阿部さんは主演でも端役でも、個性的でも普通でも、常に存在感を残せる稀有な俳優」とのこと。今回の“ヤムおじさん”風貌の屋村役でも、その演技力に注目が集まります。
“ヤムおじさん”は、どのように物語に関わるのか?
「あんぱん」は、後に「アンパンマン」を生み出すことになる柳井嵩(やなせたかしさん)と妻・のぶの物語。屋村草という謎めいたパン職人が、どのように二人の人生に関わっていくのか、そして“ヤムおじさん”とジャムおじさんの関係性とは? 放送開始が待ち遠しいですね。
阿部サダヲ
「パンの歴史」に関する専門書を執筆した、パン職人歴30年のベテラン職人、山田一郎さん(仮名)は、「当時のパン職人の苦労や工夫が、ドラマを通してどのように描かれるのか楽しみ」と期待を寄せています。