OCHA NORMAの石栗奏美さんが、パニック障害のためグループおよびハロプロを卒業、事務所を退社することが発表されました。2024年12月から活動を制限していましたが、1人での外出や電車、人混みが困難な状況が続いていたとのこと。医師や事務所との相談の結果、本人の申し出により卒業という決断に至りました。今回は、石栗さんの卒業とリーダー斉藤円香さんの思いについて詳しくお伝えします。
パニック障害で無念の卒業
石栗奏美さんは、ハロプロ研修生時代から将来を嘱望されていたメンバーでした。OCHA NORMA結成前、ハロプロ研修生ユニットとして米村姫良々さん、窪田七海さんと共に活動。デビューという夢に向かって切磋琢磨していた日々は、ファンにとっても忘れられない思い出でしょう。しかし、パニック障害という病魔が彼女のアイドル人生に暗い影を落とすことになりました。
OCHA NORMAの石栗奏美さん
2024年12月から活動を制限し、回復を目指して治療に専念していましたが、日常生活にも支障が出るほどの状況が続いていたようです。苦渋の決断だったと思いますが、彼女の健康を第一に考えた結果、卒業という選択に至ったことは理解できます。
リーダー斉藤円香の胸中
グループのリーダーである斉藤円香さんは、自身のブログで石栗さんへの思いを綴っています。ハロプロ研修生ユニット時代からの苦楽を共にした仲間の卒業に、深い悲しみと悔しさを滲ませる言葉が胸を打ちます。
「ミステイク」を4人で歌いたいという願いは、叶わぬ夢となってしまいましたが、共に過ごした6年間はかけがえのない宝物として、彼女たちの心に刻まれていることでしょう。
SNSでの心ない言葉への訴え
また、斉藤さんはブログで、SNS上での心ない言葉に対する切実な願いも吐露しています。メンバーの体調不良による卒業というデリケートな状況に対して、一部の心無い言葉が彼女たちを深く傷つけていることが伺えます。
「言葉は刃物にもなります」という言葉は、インターネット社会における言葉の重みを改めて考えさせられます。匿名性の高いSNSだからこそ、一人ひとりが責任ある言動を心がける必要があるでしょう。
石栗奏美さんのグラビア写真
今後のOCHA NORMA
田代すみれさんに続き、石栗奏美さんも卒業という形になりましたが、OCHA NORMAは残されたメンバーで活動を続けていくことになります。困難な状況ではありますが、彼女たちの未来を応援し、温かく見守っていきましょう。
今回の出来事は、アイドルという職業の過酷さと同時に、精神的な健康の大切さを改めて私たちに教えてくれました。芸能活動を行う上で、心身の健康を維持することは非常に重要です。事務所側も、所属タレントのメンタルヘルスケアに一層力を入れていく必要があるでしょう。
精神科医の山田先生(仮名)は、「若年層のパニック障害は増加傾向にあり、早期発見・早期治療が重要です。周囲の理解とサポートが不可欠であり、社会全体でこの問題に取り組む必要があります。」と述べています。