この記事では、俳優・宇梶剛士さんの野球への情熱と、高校時代のチームメイトとの感動的な再会についてご紹介します。元暴走族総長というイメージとは異なる、宇梶さんの繊細な一面、そして野球への変わらぬ愛に胸を打たれるエピソードです。
社会人野球チームでの挑戦
日本テレビ系『メシドラ ~兼近&真之介のグルメドライブ~』に出演した宇梶さんは、かつて社会人野球チーム「岩手21赤べこ野球軍団」の総監督を務めていた時の経験を語りました。選手たちはプロを目指しながら、農家などで働きながら練習に励んでいました。宇梶さんはスタンドから選手たちを応援する日々を送っていたそうです。
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高校時代、野球部に所属していた宇梶さんは、スタッフの計らいで選手登録することに。最初はためらいましたが、「宇梶さんにポジションを取られた」という経験を通して選手たちにガッツを身に付けてほしいというスタッフの言葉に心を動かされ、登録を決意しました。
予選突破、そして都市対抗野球へ
チームは見事予選を突破し、都市対抗野球へ出場。惜しくも1回戦で敗退しましたが、宇梶さんは予選の準々決勝で1イニングを投げ、三振まで奪う活躍を見せました。このエピソードに、番組MCのEXIT兼近大樹さん、満島真之介さんも驚きを隠せない様子でした。
高校時代の後悔とチームメイトからの電話
実は宇梶さんは高校時代、暴力事件を起こし出場停止処分を受けていました。そのため、中学時代に全国優勝を経験した同期たちの夢を潰してしまったという後悔をずっと抱えていたのです。
社会人野球で宇梶さんが投げた試合の様子がインターネットで配信されたことがきっかけで、高校時代のキャプテンから電話がかかってきました。「お前、偉いぞ。お前、そうやって野球を続けてたんだ」とキャプテンに言われた宇梶さんは、こみ上げてくる感情を抑えきれず、涙ながらに謝罪したそうです。
野球への変わらぬ情熱と仲間との絆
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今でも高校時代の仲間たちと交流があるという宇梶さん。当時の出来事を振り返り、感極まった様子で語りました。宇梶さんの野球への情熱、そして仲間との強い絆が感じられる感動的なストーリーです。このエピソードは、私たちに「諦めないこと」「仲間を大切にすること」の大切さを教えてくれます。