アニメ制作会社「タツノコプロ」(東京都)の人気キャラクターと、鳥取県産品とのコラボ商品がお目見えした。同県倉吉市の円形劇場くらよしフィギュアミュージアムで開催中の「タツノコフェスティバル」に合わせ、同劇場など県内7団体が缶詰やTシャツなど17種類を考案した。
県立境港総合技術高校はマグロやサバなどの缶詰のパッケージに、ヤッターマンやマッハGoGoGoなどをデザイン。砂丘会館(鳥取市)はハクション大魔王に登場するハンバーグをメニューに加えた。
倉吉観光マイス協会(倉吉市)のフェイスタオルでは、ヤッターマンの人気キャラクター「ドロンジョ」が市のイメージキャラクターくらすけくんと“共演”。パーラー株湯(鳥取市)のタオルには、温泉に入るドロンジョがデザインされている。コラボ商品は同劇場や開発した団体が販売している。
お披露目式が鳥取県庁であり、タツノコプロの門屋大輔社長や平井伸治知事らが出席。商品を目にした門屋社長は「ここまでやっていただいて感激している」と絶賛。平井知事は「『ヤッター、ヤッター、ヤッターマン』と雄たけびを上げたくなる」とコラボを喜んでいた。
タツノコフェスティバルは来年3月22日まで。アニメの原画や絵コンテ、映画撮影で使用した衣装などが展示されている。