春の訪れとともにやってくる、ヤマザキ春のパンまつり。白いお皿を求めて、毎年パンを買い求める方も多いのではないでしょうか？今回は、45周年を迎えたこの国民的キャンペーンにまつわる、様々な都市伝説の真偽を徹底的に検証していきます！長年愛され続ける白いお皿の魅力、そして知られざる製造秘話に迫ります。
フランスの村を救う？白いお皿誕生の秘話
ヤマザキ春のパンまつりは、1981年にスタート。パンのお供にぴったりの白いお皿は、どのようにして誕生したのでしょうか？実は、パン食文化の本場フランスのデュラン社（現アルク社）製の真っ白なお皿を採用したのが始まりなんです。当時の担当者は、朝の食卓に並ぶパンと、清潔感あふれる白いお皿の組み合わせをイメージしたのだとか。
白いお皿
「日本の奇祭がフランスの村を救う」という噂も耳にしますが、実際のところはどうなのでしょうか？担当者によると、年間平均プレゼント枚数は1,200万枚。雇用への貢献は多少あるものの、「村を救う」とまではいかないようです。
丈夫すぎるってホント？白いお皿の驚きの強度
「他のお皿とぶつけると、相手が割れる」「2階から落としても割れない」「隕石からできた成分を使っている」など、白いお皿の強度に関する都市伝説は数知れず。その真相は？
実は、白いお皿の材質は全面物理強化ガラス。一般的なガラスより丈夫に作られているため、このような噂が広まったのかもしれません。とはいえ、決して割れないわけではないそうです。
春のパンまつりチラシ
余ったお皿はどうなるの？徹底した在庫管理システム
「余ったお皿を割るバイトがいる」なんていう都市伝説も存在しますが、実際にはどうなのでしょう？白いお皿は全てフランスで製造され、船で日本へ輸送されます。キャンペーン期間中も含め、複数回に分けて運搬することで、過剰在庫を防いでいるとのこと。
全国各地の営業スタッフが、地域の売れ行きや交換率を元に予測枚数を本社に集約。徹底した在庫管理システムによって、無駄のない運営を心がけているそうです。
三世代で愛用するファンも！白いお皿に込められた想い
ヤマザキ春のパンまつりは、45年にわたり多くの人々に愛されてきました。中には、三世代に渡って参加している家族や、90年代からの白いお皿を全てコレクションしているという熱烈なファンもいるそうです。
食卓を彩る白いお皿は、春の訪れを告げる風物詩として、これからも多くの人々に愛され続けることでしょう。
