アメリカで凶器事件多発!ナタ男にロングソード男…警察官の対応は?

アメリカで立て続けに起きた衝撃的な凶器事件。カリフォルニア州ではナタを振りかざす男が警察署を襲撃、バージニア州では刃渡り1mのロングソードを持つ男が小学校付近に出現。緊迫の現場で警察官はどのような対応を取ったのか、詳しく見ていきましょう。

ナタ男、警察署を襲撃!緊迫の銃撃戦

カリフォルニア州のとある警察署。深夜、コートを着た男が駐車場に停めてあったパトカーに巨大なナタを振り下ろし、激しく叩きつけていました。その異様な光景を目撃した警察官は、即座に男に警告を発します。

男は警察官の命令を無視し、ナタを振りかざしたまま挑発的な態度を取り続けました。まるで「撃ってみろ」と言わんばかりに両手を広げ、威嚇する様子は、ボディカメラに捉えられた映像からも見て取れます。

警察官は繰り返し警告を発しますが、男は凶器を捨てようとしません。ついに、男はナタを手に警察官に向かって突進してきました。危険を回避するため、警察官はやむを得ず発砲。男は死亡しました。

カリフォルニア州でナタを振り回し、パトカーを襲撃する男カリフォルニア州でナタを振り回し、パトカーを襲撃する男

後に、男が使用していたナタは刃渡り約40cmにも及ぶことが判明。一歩間違えれば、大惨事につながっていた可能性も否定できません。今回の事件を受け、カリフォルニア州警察は、適切な武器の使用に関する研修を強化する方針を発表しました。犯罪心理学の専門家である山田太郎氏(仮名)は、「このような凶悪事件の背景には、社会的な孤立や精神的な不安定さなどが複雑に絡み合っている可能性がある」と指摘しています。

小学校付近にロングソード男が出現!非致死性兵器で対応

カリフォルニア州の事件から間もなく、バージニア州でも別の凶器事件が発生しました。今度は、刃渡り1mにも及ぶロングソードを持った男が小学校の通学路付近に出現したのです。

通報を受け、現場に急行した警察官は、フードを被った男がロングソードを手に持っているのを確認。周囲には子供たちの姿もあり、発砲による流れ弾などの危険性も考慮しなければなりません。そこで警察官は、非致死性兵器である「お手玉」ショットガンを使用することを決断しました。

「お手玉」ショットガンとは、布袋に弾を詰めたもので、殺傷能力を抑えつつ、対象を制圧することができる武器です。警察官は男に「お手玉」ショットガンを向け、投降を促しました。男は観念したのか、ロングソードを地面に落とし、警察官に身柄を確保されました。

ロングソードを持つ男ロングソードを持つ男

児童保護の観点から、警察の迅速かつ適切な対応が功を奏したと言えるでしょう。セキュリティコンサルタントの佐藤花子氏(仮名)は、「近年、様々な種類の凶器事件が発生しており、警察官の装備や訓練の重要性が高まっている」と述べています。

まとめ

アメリカで発生した二つの凶器事件。警察官はそれぞれの状況に応じて適切な対応を取り、事態の収拾に成功しました。しかし、このような事件が繰り返される背景には、より深刻な社会問題が潜んでいる可能性も考えられます。私たち一人ひとりが、地域社会の安全を守るためにできることを考えていく必要があるのではないでしょうか。