可愛すぎるタレント、モデル、そして自身のコスメやアパレルブランドのプロデュースも手掛ける藤田ニコルさん。2023年2月で27歳を迎え、芸能生活15周年という節目を迎えました。輝かしいキャリアの裏には、「ブス」という心無い言葉に傷ついた過去も。今回は、藤田ニコルさんがどのようにして逆境を乗り越え、自分らしさを貫いてきたのか、15年間の軌跡を辿りながら、垢抜けの秘訣を紐解いていきます。
エゴサーチで見つけた「ブス」の文字…当時の心境は?
3月12日発売の初の美容本『私が垢抜けた82の方法』の冒頭には、衝撃的な一文が綴られています。「エゴサーチしたら、『藤田ニコル ブス』がトレンド入りしていたこともあった」――。10代の多感な時期に、このような心無い言葉を目にした時の心境は、想像を絶するものだったのではないでしょうか。
藤田ニコルさんは、エゴサーチが大好きで、昔から日常的に行っていたそうです。雑誌モデルとして活動していた頃は、それほど多くの意見は見られなかったものの、10年ほど前に初めてテレビに出演したことで状況は一変。多くの人々の目に触れるようになり、良い意見も悪い意見も、様々な声が届くようになったと言います。
藤田ニコルさんインタビューの様子
周囲の人々から「可愛い」と言われて育ち、自身も可愛いと思って生きてきた藤田ニコルさんにとって、「ブス」という言葉は大きな衝撃だったに違いありません。「モデルをやっているのにブスだったんだ…」という現実に直面し、大きなショックを受けたそうです。
誹謗中傷から学んだ「自分磨き」の大切さ
数多くの誹謗中傷を浴びる中で、次第に麻痺していく感覚もあったと語る藤田ニコルさん。しかし、もちろん傷ついていなかったわけではありません。それでも、この仕事への情熱が、彼女を奮い立たせました。「頑張らなきゃいけない、可愛くならなきゃ」という強い思いが芽生え、自分自身の見た目と真剣に向き合うようになったのです。
そして、改めて自分自身を見つめ直した結果、「たしかにそんなに可愛くないかもしれない」と認めるに至りました。当時のメイクは雑誌モデル用のもので、テレビ用のメイクについては全く考えていなかったそうです。初めてテレビに出演した時のメイクは濃いチーク、濃いリップ、重い前髪と、まさに失敗だったと振り返ります。
インタビュー中に笑顔を見せる藤田ニコルさん
それまでは加工アプリで自分の姿を見ることに慣れており、鏡で自分の顔と向き合うことをしていなかった藤田ニコルさん。しかし、この経験をきっかけに、メイクの引き算を学び、自分磨きに励むようになったと言います。
有名メイクアップアーティストのA氏も、「藤田ニコルさんのメイクの進化は目覚ましい。彼女は常に研究熱心で、自分に似合うメイクを追求している。努力の賜物と言えるでしょう。」と高く評価しています。
自分らしさを貫く強さ
藤田ニコルさんは、人それぞれの「可愛い」の基準はわからないけれど、自分自身と向き合い、少しでも可愛くなれるように努力しようと決意しました。そして、その努力が実を結び、現在のような輝かしい活躍へと繋がっているのです。
彼女が誹謗中傷を乗り越え、自分らしさを貫いてきた姿は、多くの人々に勇気を与えています。次回は、藤田ニコルさんの美容法や、自分らしさを保つ秘訣について、さらに詳しく掘り下げていきます。