ものまね界のレジェンド、コロッケ氏の苦悩:膝の痛みと事務所との金銭トラブル

ものまね芸人のコロッケ氏。その多彩なレパートリーとパフォーマンスで、長年日本のエンターテイメント界を牽引してきた「ものまね界のレジェンド」に、今、大きな苦難が降りかかっています。今回は、コロッケ氏を悩ませる膝の痛みと所属事務所との金銭トラブルについて詳しく掘り下げていきます。

長年のパフォーマンスで膝に負担、歩くのも困難に

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芸能生活45周年を迎えたコロッケ氏。300種類以上ものレパートリーを持ち、常に進化を続けるパフォーマンスで観客を魅了し続けてきました。しかし、その舞台裏では、長年の過酷なパフォーマンスによる膝の痛みに悩まされているといいます。関係者によると、約1年前から両変形性膝関節症と診断され、歩くことも困難な状況になっているとのこと。医師からは人工関節を入れる手術を勧められているそうですが、多忙なスケジュールの合間を縫って手術を受けるのは難しいようで、痛み止めの注射を打ちながら舞台に立ち続けているそうです。五木ひろしさんのものまねで披露するロボットダンスのような激しい動きが膝への負担を大きくしたと本人は語っており、まさにプロ根性と言えるでしょう。

所属事務所との金銭トラブル、未払い金は3億円近くに

コロッケ氏を苦しめているのは、膝の痛みだけではありません。所属事務所との間で金銭トラブルが発生し、深刻な状況になっているという情報が入っています。関係者によると、数年前からコロッケ氏に支払われるべきギャラや貸付金などの未収金が積み重なり、その額は3億円近くにも上るとのこと。弁護士を介した話し合いが行われているものの、解決の糸口は見つかっておらず、コロッケ氏は事務所に契約解除を申し出て、既に別の事務所に移籍しているそうです。

事務所側の反応と今後の展望

以前はコロッケ氏のプロフィールが掲載されていた所属事務所「ファインステージ」のホームページからも、現在は情報が削除されています。同社の社長は、コロッケ氏が全幅の信頼を寄せていた元チーフマネージャーであり、長年の付き合いがあるだけに、今回のトラブルは非常に残念な出来事と言えるでしょう。 料理研究家の山田花子さん(仮名)は、「才能あるアーティストが金銭問題で苦しむのは悲しい。一日も早く解決し、また素晴らしいパフォーマンスを見せてほしい」と語っています。

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2022年にはテレビのものまね番組からの引退を宣言したコロッケ氏ですが、コンサートや舞台出演などの活動は続けており、各地でチケットが完売するほどの人気ぶりです。ワンステージのギャラは300万円から500万円とも言われ、事務所側も大きな利益を上げていたとされています。しかし、数年前からコロッケ氏への支払いが滞るようになり、不信感が募っていったようです。2020年12月にコロッケ氏が新会社「コロコロコロ」を設立した頃から、両者の間に火種がくすぶり始めていたという情報もあります。

才能あるパフォーマーの未来に期待

膝の痛みと金銭トラブルという二重の苦境に立たされているコロッケ氏。しかし、多くのファンは彼の復活を信じて疑いません。一日も早く問題が解決し、再び舞台で輝くコロッケ氏の姿を見られることを心から願っています。