元TOKIOのメンバーである松岡昌宏(48歳)が、所属事務所である『STARTO ENTERTAINMENT』(以下、スタート社)を退所することが『女性セブン』の取材により明らかになりました。長年にわたり芸能界で活躍してきた松岡氏が、自身の新会社「MMsun」を設立し、独立の道を歩むことが注目されています。この動きは、今年6月に解散した株式会社TOKIOの動向とも深く関連しており、芸能界に新たな波紋を広げています。
新会社「MMsun」の設立とその目的
10月上旬、東京・港区のオフィスビルに新たなマネジメント会社「MMsun」が設立されました。この新会社の代表取締役は松岡昌宏氏自身が務めています。松岡氏は、城島茂(55歳)と国分太一(51歳)と共に運営していた「株式会社TOKIO」の副社長でもありました。「MMsun」は、廃業が決定している「株式会社TOKIO」と同じ場所に設立され、取締役は松岡氏一人。資本金の額や発行済み株式数も「株式会社TOKIO」と同額であると報じられています。
事業目的には、これまでの活動に加え「音楽著作権の管理」や「原盤の企画・制作」といった項目が新たに加えられました。これは、これまでスタート社に委託していた事業を今後、新会社で自ら手掛けていく方針を示唆しており、松岡氏の芸能活動における新たな方向性がうかがえます。松岡氏は1989年10月に旧ジャニーズ事務所の門を叩いて以来、36年間にわたり同社一筋で芸能界を歩んできました。
TOKIO解散と国分太一氏のコンプライアンス違反
松岡氏が独立を決意した背景には、「戦友」と呼ぶ国分太一氏のコンプライアンス違反問題が深く関わっています。今年6月、日本テレビは国分氏に複数のコンプライアンス違反があったことを理由に、『ザ!鉄腕!DASH!!』を含むレギュラー番組からの降板を発表しました。国分氏は芸能活動を休止する事態となり、この状況を重く見た松岡氏と城島氏は、TOKIOの解散を発表しました。松岡氏からの申し出を城島氏が受け入れる形で、わずか2分で解散が決定したと報じられています。
その後、株式会社TOKIOも事務手続きが完了次第、廃業することが告知され、1990年4月の結成以来35年間にわたるグループ活動に終止符が打たれました。
元TOKIOの松岡昌宏がスタート社を退所する様子
独立後の活動と今後の展望
TOKIOの解散から約5か月間、松岡氏は主演舞台やバラエティー番組の出演を黙々とこなしながら、第二の人生に向けて水面下で動きを進めていました。関係者によると、松岡氏は11月末をもってスタート社とのエージェント契約を解消し、12月からは単独で活動していく意向だといいます。
松岡氏は12月上旬からライブ上演企画『いきなり本読み! in 三越劇場』に出演する予定ですが、スタート社のホームページにはこのスケジュールは掲載されていません。この舞台が、独立後の初仕事となる見込みです。今後の活動において、彼がどのような新たな挑戦を見せるのか、多くのファンや関係者から期待が寄せられています。
『女性セブン』が報じる詳細
11月20日発売の『女性セブン』では、松岡氏が国分氏と連携する可能性、彼が選んだ意外な二拠点生活の場所、そしてTOKIO再集結説などについて、さらに詳しい情報が詳報されています。これらの報道が、今後の松岡氏の活動、ひいては日本の芸能界にどのような影響を与えるのか、引き続き注目されます。





