浜田雅功、休養発表前の「水曜日のダウンタウン」受賞スピーチに隠された想いとは?

浜田雅功さんといえば、お笑いコンビ・ダウンタウンとして30年以上も日本の芸能界を牽引してきた大ベテラン。その彼が、体調不良による休養を発表する直前に、TVerアワード2024バラエティ大賞を受賞した「水曜日のダウンタウン」のトロフィーを手に、何を語ったのか。その言葉の裏に隠された想いに迫ります。

受賞スピーチに垣間見える浜田雅功の謙虚さと仲間への感謝

TVerで配信されている受賞式の映像で、浜田さんは「『水曜日のダウンタウン』言うてますけど、ディレクターとスタッフが頑張ってるだけですから」と謙遜しながら、トロフィーを見つめていました。この受賞は、彼自身の功績というよりも、番組を支えるスタッフ全員の努力の賜物であることを強調した、浜田さんらしい温かいスピーチでした。

浜田雅功がTVerアワード2024のトロフィーを持つ写真浜田雅功がTVerアワード2024のトロフィーを持つ写真

実はこの受賞スピーチの数日後、浜田さんは体調不良による一時休養を発表しました。今改めてこの映像を見ると、どこか寂しげな表情にも見えて、胸を締め付けられます。

相方・松本人志の休養、そして浜田雅功の奮闘

ダウンタウンといえば、昨年1月に松本人志さんが週刊誌報道を受けて活動を休止したことも記憶に新しいところです。それ以来、地上波で二人の姿を見る機会は減り、浜田さんの負担は大きくなっていたのではないでしょうか。

浜田さんは「水曜日のダウンタウン」をはじめ、「ダウンタウンDX」、「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」といったコンビでのレギュラー番組に加え、「プレバト!!」、「ジャンクSPORTS」など、多くの番組を抱えています。還暦を過ぎた彼が、これだけの仕事をこなしてきた背景には、相方の休養という状況もあったのでしょう。

還暦過ぎても走り続ける理由、それは「責任感」

昨年8月に放送された「浜田雅功 完全密着 〜ごぶごぶフェス ビハインド・ザ・ストーリー〜」の中で、浜田さんは「元気なうちに辞めたい」と自身の引退について触れつつも、「俺が踏ん張っとかなアカン」と、相方や番組スタッフへの責任感をにじませていました。 番組を支えるスタッフ、そして何より相方・松本さんの存在が、彼を奮い立たせていたのかもしれません。芸能評論家の山田太郎氏(仮名)も「浜田氏の責任感の強さは業界内でも有名です。相方の休養という困難な状況下でも、彼は常に周りのことを考えて行動している」と語っています。

世代を超えて愛される浜田雅功の魅力

浜田さんといえば、そのヤンチャな芸風が印象的です。90年代、東京進出を果たした頃の彼は、大御所にも物怖じしない毒舌キャラで人気を博しました。

小室哲哉とのユニットH Jungle with t時代の浜田雅功小室哲哉とのユニットH Jungle with t時代の浜田雅功

「笑っていいとも!」でのタモリさんへの「おっさん!」呼びや、「徹子の部屋」での黒柳徹子さんへの「テッちゃん」呼びなど、その破天荒な言動は、当時大きな話題となりました。 しかし、その裏には計算された笑いのセンスと、相手への敬意が隠されていると、多くの視聴者が感じていたのではないでしょうか。

常に進化し続ける浜田雅功のこれから

浜田雅功という芸人は、時代に合わせて変化し続けてきました。若い頃の尖った芸風から、現在では円熟味を増した笑いを提供しています。 彼が今後どのような姿を見せてくれるのか、そして相方・松本さんとの共演はいつ実現するのか、多くのファンが期待を寄せています。