自民党が今夏の参院選比例代表に公認候補として擁立を決めた杉田水脈元衆院議員(57)が27日、X(旧ツイッター)を更新。三重県津市の県議会議員で、日本共産党の吉田紋華(あやか)氏(27)の生理用ナプキンをめぐる主張に対し、反応した。
吉田氏は「今日いきなり生理になって困った。用があって寄った津市役所のトイレにはナプキンは残念ながら配置されてなかった」と前置きした上で「家に帰るまでちゃんと対処できなかった。27歳でもこんなこと起こります」と記述。「トイレットペーパーみたいに、生理用ナプキンをどこでも置いてほしい」と投げかけ、ネット上で話題となっていた。
杉田氏は吉田氏の投稿を引用した上で「そういう時の為に、常時ポーチの中にナプキンを一つ入れておきなさいってお母さんから教えてもらいませんでしたか?」と指摘。そして「女子の嗜みですよ お洋服汚して困ったり、恥ずかしい思いをするのは貴女自身です」とつづった。
吉田氏は26日にも持論を展開。「『生理への対処は自己責任』とされていますがそれでいいのでしょうか」と投げかけた。そして「パーソナルイズポリティカル。ジェンダー的な個人の問題はまさに社会の問題。性と生殖に関する困りごとを福祉的に解決することに、税金を使うべきです」と主張。ハッシュタグで「#トイレットペーパーみたいに生理用ナプキンをどこでも置いてほしい」と続けた。
吉田氏はその後、スコットランドが公共の場での生理用品無償化を義務付けたことを伝える新聞記事を引用した投稿をリポストしている。