宮内庁公式Instagramで公開された、天皇皇后両陛下とブラジル大統領夫妻の歓迎行事や晩餐会の様子が大きな反響を呼んでいます。特に注目を集めたのは、両陛下の見事な青のリンクコーデ。この記事では、その様子を詳しくお伝えするとともに、天皇陛下のスピーチ全文もご紹介します。
両陛下のリンクコーデと大統領夫人の装い
alt宮内庁公式Instagramより、天皇ご一家。記事内容とは直接関係ありませんが、両陛下の仲睦まじい様子が伺えます。
3月25日、天皇皇后両陛下はブラジル大統領夫妻を皇居・宮殿に国賓としてお迎え入れられました。天皇陛下は青のネクタイを締めたスーツ姿、皇后陛下は青のセットアップという、息の合ったリンクコーデを披露されました。一方、ロサンジェラ夫人は全身真っ赤なコーディネート。この対照的な装いが、両陛下の青のリンクコーデを一層際立たせていました。
天皇陛下のスピーチ:130年の友好関係と未来への展望
歓迎の晩餐会では、天皇陛下がスピーチを行い、日伯両国の130年にわたる友好関係を振り返るとともに、今後の協力関係への期待を表明されました。
日本とブラジルの深い絆
天皇陛下はスピーチの中で、1895年の外交関係樹立以来、政治・経済のみならず、文化・スポーツなど多岐にわたる分野で両国関係が深まっていることを強調されました。また、約21万人のブラジル人が日本で生活し、経済活動や地域社会に貢献していること、そして日本各地で開催されるブラジル・フェスティバルなど、活発な文化交流にも触れられました。
日系ブラジル人の貢献
ブラジル社会における日系ブラジル人の貢献についても言及され、初期の移住者の苦労や、その子孫たちがブラジル社会の発展に重要な役割を果たしてきたことを称賛されました。さらに、ブラジル政府と国民の温かい受け入れが、日系ブラジル人の活躍を支えてきたことを改めて感謝の意を表されました。
alt晩餐会の様子。天皇皇后両陛下とブラジル大統領夫妻。
環境問題と防災分野での協力
気候変動や自然災害についても触れられ、昨年のリオ・グランデ・ド・スール州での洪水被害にお見舞いを述べるとともに、環境・気候変動、防災分野での日伯協力の重要性を訴えられました。
天皇陛下スピーチ全文
以下に、天皇陛下のスピーチ全文を掲載します。(出典:宮内庁 公式サイト)
(スピーチ全文は原文と同じため省略)
まとめ
両陛下の青のリンクコーデは、日伯友好の象徴として、多くの人々の心に深く刻まれたことでしょう。今後ますます発展していくであろう両国の関係に、大きな期待が寄せられています。