【クリップボード】東京国際映画祭 立ち位置明確化、注文も

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 第32回東京国際映画祭が5日、閉幕した。コンペティション部門の審査委員を務めた女優、ジュリー・ガイエは記者会見で、「普段見ることができない珍しい映画をたくさん見られるというのは、映画祭ならではだと思う。レアな地域や言語の映画がたくさんあった」と総括した。

 同映画祭は、内容も製作された国も幅広いラインアップで楽しめるが、国際的な注目度はさほど高くない。

 山田洋次監督は開幕前、「これが東京国際映画祭なんだという特徴、フィロソフィーをちゃんともってほしい」と苦言を呈していた。

 審査委員長を務めた女優、チャン・ツィイーは、「東京国際映画祭がどんなDNAをもっているのか、どんな立ち位置を確立していくのかが大切」と助言した。

 コンペ部門の受賞者・作品は次の通り。

 最高賞「東京グランプリ」=「わたしの叔父さん」(フラレ・ピーダセン監督)▽審査委員特別賞=「アトランティス」(バレンチン・バシャノビチ監督)▽最優秀監督賞=サイード・ルスタイ(「ジャスト 6.5」)▽最優秀女優賞=ナディア・テレスツィエンキービッツ(「動物だけが知っている」)▽最優秀男優賞=ナビド・モハマドザデー(「ジャスト 6.5」)▽最優秀芸術貢献賞=「チャクトゥとサルラ」(ワン・ルイ監督)▽最優秀脚本賞=「喜劇 愛妻物語」(足立紳監督)▽観客賞=「動物だけが知っている」(ドミニク・モル監督)

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