10月26日に70歳で亡くなった自民党前参院幹事長で党総裁特別補佐を務めた吉田博美氏のお別れの会が15日、長野県飯田市の飯田文化会館で行われ、県内の政財界の関係者や支援者ら約約2500人が参列し、吉田氏の功績をしのんだ。
祭壇には、生前の笑顔を収めた遺影が飾られ、参列者が順番に白い菊を献花した。県議時代から参院議員までの政治活動を紹介する映像も流され、参列者は吉田氏の死を悼んだ。
参列した県関係者は「長野県にとって、背骨のような大切な方だった。心よりお悔やみ申し上げる」と神妙な面持ちで話した。
12月11日には、東京都港区の青山葬儀所で党葬が営まれる。葬儀委員長は安倍晋三首相(党総裁)、副委員長は青木幹雄元参院議員会長がそれぞれ務める。