父親の遺体を遺棄した疑い 三男を逮捕 神奈川県警

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神奈川県警=横浜市中区

神奈川県警=横浜市中区

 神奈川県横須賀市太田和のマンションの一室で7日、この部屋に住む無職の清沢邦彦さん(61)の遺体が発見された事件で、県警は15日、遺体を遺棄したとして、死体遺棄の疑いで、邦彦さんと2人で暮らしていた無職の三男、真彦容疑者(24)を逮捕した。容疑を認めている。

 逮捕容疑は10月中旬ごろから今月7日午後4時10分ごろまでの間、邦彦さんの遺体を部屋に遺棄したとしている。

 県警によると、遺体が発見される直前、マンションの防犯カメラに真彦容疑者が外出する姿が写っており、以降は連絡が取れない状態が続いていた。15日午前11時半ごろ、捜査員が同県藤沢市鵠沼橘の路上で自転車に乗る真彦容疑者を発見し、身柄を確保した。

 司法解剖の結果、邦彦さんの死因は刃物で胸を刺されたことによる失血死と判明。真彦容疑者は殺害についてもほのめかしているといい、県警は当時の状況について詳しく調べる。

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