シャオミ製EV事故で大学生3人死亡、自動運転の安全性に疑問符

中国の大手スマホメーカーXiaomi(シャオミ)が製造した電気自動車(EV)の事故で大学生3人が亡くなり、中国社会に衝撃が走っています。自動運転技術の安全性、そしてメーカーの責任を問う声が上がっています。

事故の概要と波紋

2025年4月29日夜、安徽省の高速道路で悲劇は起こりました。大学生3人が乗ったシャオミ製のEV「SU7」が、道路工事現場手前で中央分離帯に衝突。3人全員が死亡するという痛ましい事故となりました。

高速道路での事故現場の様子高速道路での事故現場の様子

この事故は瞬く間に中国全土に広がり、SNS上では様々な意見が飛び交っています。特に、自動運転システムの安全性に対する疑問の声が多く、「衝突2秒前に手動モードへの切り替えを促されても対応できるはずがない」といった批判が噴出しています。

シャオミ側の説明と遺族の主張

シャオミによると、事故当時「SU7」は時速116キロで走行しており、工事現場を検知後、運転手に手動モードへの切り替えを警告し自動減速を開始したものの、衝突を回避できなかったとのこと。しかし、この説明に納得できない遺族は、衝突の衝撃で車が炎上した際、ドアが開かなくなっていたと主張し、メーカー側の責任を追及しています。

専門家の見解 (架空)

自動車工学の専門家、佐藤教授(仮名)は、「自動運転技術は発展途上であり、予期せぬ状況への対応能力には限界がある。今回の事故は、自動運転システムの過信が招いた悲劇と言えるだろう」と指摘しています。

人気EV「SU7」の未来

「SU7」は発売当初、わずか27分で5万台の予約が殺到するほどの人気ぶりでした。しかし、今回の事故を受け、その将来に暗雲が立ち込めています。シャオミの雷軍CEOは専門チームを立ち上げ、警察の捜査に協力すると表明していますが、消費者の信頼回復は容易ではないでしょう。

シャオミ製EV「SU7」シャオミ製EV「SU7」

自動運転技術の課題と今後の展望

中国では、運転支援機能に関する事故が複数のメーカーで発生しており、安全性を懸念する声が以前から上がっていました。今回の事故は、自動運転技術のさらなる発展と安全対策の強化が急務であることを改めて示すものとなりました。 今後の技術開発、そして法整備の動向に注目が集まっています。

中国の自動車市場、そして自動運転技術の未来を左右するかもしれない今回の事故。jp24h.comでは、引き続きこの問題を追跡していきます。