「高裁が遺族洗脳」 岡口判事また不適切投稿 遺族は抗議方針

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平成30年9月、分限裁判の審問後に会見した東京高裁の岡口基一判事=東京・霞が関の司法記者クラブ(萩原悠久人撮影)

平成30年9月、分限裁判の審問後に会見した東京高裁の岡口基一判事=東京・霞が関の司法記者クラブ(萩原悠久人撮影)

 ツイッターに女子高生殺害事件の遺族への配慮を欠いた投稿をしたとして昨年3月に東京高裁から厳重注意処分を受けた仙台高裁の岡口基一判事(53)が、フェイスブックで「遺族は俺を非難するよう東京高裁事務局に洗脳された」などと投稿していたことが分かった。投稿は削除されたが、遺族は強く反発、改めて抗議する方針。

 岡口氏は平成29年、東京都江戸川区で高校3年の岩瀬加奈さん=当時(17)=が殺害された事件をめぐり、刑事裁判の判決が記載されたデータのリンクとともに「首を絞められて苦しむ女性の姿に性的興奮を覚える性癖を持った男」「そんな男に無惨にも殺されてしまった17歳の女性」などと投稿。東京高裁が岡口氏を厳重注意した。

 岡口氏は今月12日に「リンクを貼った俺を非難するようにと高裁事務局などに洗脳されてしまい、いまだにそれを続けている」などと投稿した。後に削除し、「内規に違反する判決書の公開をしたのは東京高裁であるにもかかわらず、高裁のことは一切批判されずに、私を批判される理由がどうしてもわからない」と改めて投稿。ただ「洗脳」と書いたことについて「使うべき表現ではなく、撤回して深くおわび申し上げる」とも書き込んだ。

 投稿された12日は加奈さんの命日。母親の裕見子さん(51)は「よりによって命日に、なぜこのような投稿をするのか。洗脳されて抗議したのではない。憶測だけで行っていい投稿ではない」と話した。

 岡口氏は30年5月に書き込んだ別の民事訴訟をめぐる投稿も問題になり、最高裁が分限裁判を開いて戒告処分とした。

 一連の問題などを受け、国会の裁判官訴追委員会が、岡口氏を裁判官弾劾裁判所に罷免を求めて訴追するか検討している。

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