ロンドン警視庁が国際的に呼びかけた結果、女性10人をレイプした罪で有罪判決を受けた中国人男性に対し、新たに23人の女性が被害を訴え出ていることが明らかになりました。この事件は世界中に衝撃を与え、性犯罪の深刻さを改めて浮き彫りにしています。
28件の罪で有罪判決 ゾウ被告とは?
28歳のゾウ・ジェンハオ被告は、ロンドンで中国人の若い女性を標的にした連続レイプ事件で有罪判決を受けました。彼は自宅での飲み会や勉強会などを口実に女性を自宅アパートに誘い込み、薬物を投与した上で暴行を加えていたとされています。
alt ロンドン警視庁前で報道陣に説明をする担当者
裁判では、ゾウ被告が隠しカメラや手持ちカメラで犯行の様子を撮影していたことも明らかになり、その卑劣な手口に非難の声が上がっています。 犯罪心理学者の田中博士(仮名)は、「このような犯行は、加害者の支配欲求や歪んだ性認識が背景にあると考えられる」と指摘しています。
世界各地から被害届 氷山の一角か?
3月5日にゾウ被告の有罪判決が言い渡された後、ロンドン警視庁は更なる被害者の存在を示唆する証拠があると発表し、名乗り出るよう呼びかけました。その結果、世界各地から23人の女性が名乗り出たのです。
ロンドン警視庁のケビン・サウスワース警視長は、「ゾウ被告の常習性を考えると、史上最も多くの罪を犯した一人である可能性は十分ある」と述べ、捜査の継続を表明しました。
被害の実態解明が急務
現時点で被害が確認されているのはロンドンと中国ですが、ゾウ被告は世界各地を転々としていたことから、更なる被害者がいる可能性も懸念されています。国際的な協力体制のもと、被害の実態解明が急務となっています。
量刑は6月に決定 今後の捜査の行方は
ゾウ被告はレイプ11件、盗撮3件、不法監禁1件を含む28件の罪で有罪判決を受け、量刑は6月に言い渡される予定です。ロンドン警視庁は、量刑言い渡し後も捜査を継続し、新たな証拠を収集していく方針です。
この事件は、性犯罪の深刻さを改めて世界に知らしめるものとなりました。被害者への適切な支援と再発防止策の強化が求められています。 専門家は、「性犯罪は被害者の人生に深刻な影響を与える。社会全体で被害者を支える体制を構築することが重要だ」と強調しています。