米ロサンゼルス北方サンタクラリタの高校で14日朝(日本時間同日夜)、男子生徒(16)が銃を発砲、生徒5人が撃たれ、病院に搬送された。うち女子生徒(16)と男子生徒(14)が死亡した。地元警察によると、容疑者の生徒はアジア系で、自分の頭を撃って自殺を図り、病院で治療を受けているが重体という。NBCテレビは脳死状態と報じた。
容疑者の生徒について、警察は身元を明らかにしていないが、一部メディアは、関係者の話などから実名を挙げ、日本生まれの母親を持つ日系人と報道。父親は白人で、2017年12月に心臓発作で死亡したという。
容疑者のものとみられるソーシャルメディアのアカウントには、学校で何かが起きると示唆する投稿があったが、その後削除された。この日は16歳の誕生日で、連邦捜査局(FBI)や警察が投稿などを調べ、母親や同級生から事情を聴いて動機解明を急いでいる。(共同)