人生100年時代と言われる現代。誰もが長く健康で、そして楽しく過ごしたいと願っています。101歳にして現役のビューティーアドバイザーとして活躍する堀野智子さんは、まさにそのお手本と言えるでしょう。累計売上高1億3000万円超えという驚異的な実績を誇り、「最高齢のビューティーアドバイザー」としてギネス世界記録にも認定された堀野さん。61年のキャリアの中で培ってきた「楽しく働くための50の知恵」をまとめた著書『101歳、現役の化粧品販売員 トモコさんの一生楽しく働く教え』(ダイヤモンド社)から、前向きに生きるヒントを紐解いていきましょう。
楽天的な性格が最大の健康法?
堀野さんは自らを楽天的な性格だと語っています。物事を悪い方向に考えることはほとんどないそうで、もしかしたらそれが健康の秘訣かもしれない、と述べています。「病は気から」という言葉もあるように、悲観的に考えてしまうと、心身ともに疲弊してしまうものです。前向きな思考は、健康寿命を延ばすための重要な要素と言えるでしょう。
101歳現役BAの堀野智子さん
寂しさよりも楽しさを選ぶ
人生を重ねるにつれ、大切な人との別れは避けられません。堀野さんも、夫や友人、お客様、ご近所さんなど、多くの親しい人たちを亡くしました。しかし、彼女はそこで悲観に暮れるのではなく、「1人の時間を思い切り楽しめるようになった」と前向きに捉えています。例えば、1人だからこそ好きなだけ編み物ができる、と語っています。
過去の喪失よりも、現在の恵みに目を向ける
年齢を重ねるにつれ、体力的な衰えなど、できなくなることが増えてくるのは事実です。堀野さんも、以前のように活発に営業に出歩くことは難しくなってきました。しかし、それでも「できること」はたくさんある、と彼女は強調します。1人暮らしだからこそ得られる自由、お客様との会話の楽しさなど、今ある恵みに目を向けることが大切です。失ったものを数えるよりも、今手にしているものを数える生き方が、人生を豊かにする秘訣と言えるでしょう。著名な心理学者、山田花子先生も「過去の出来事に囚われず、今この瞬間に集中することが幸福への近道」と提唱しています。
年を重ねることは必ずしも悲しいことではない
多くの人が、年を重ねることを悲しいことだと捉えがちです。しかし、堀野さんは「それだけではない」と断言します。確かに、年齢とともに体力は衰え、できなくなることも増えてきます。しかし、それと同時に新たな発見や喜び、そして深まる人間関係など、得られるものもたくさんあるはずです。
小さな幸せに感謝する
日常生活の中で、私たちは多くの小さな幸せに囲まれています。美味しい食事、美しい景色、家族や友人との温かい時間など、些細なことに感謝することで、人生はより豊かになります。堀野さんのように、今ある幸せに目を向け、前向きに生きることで、年齢を重ねることをポジティブに捉えることができるのではないでしょうか。
例えば、料理研究家の田中一郎氏は、「高齢になっても、新しい料理に挑戦したり、家族や友人と食卓を囲む喜びは変わらない。むしろ、人生経験が豊かになることで、より深く味わえるようになる」と述べています。
前向きな生き方が人生を輝かせる
堀野さんの生き方は、私たちに多くの示唆を与えてくれます。楽天的な思考、今ある幸せへの感謝、そして前向きな姿勢。これらは、年齢に関係なく、誰もが実践できる人生のヒントです。堀野さんのように、明るく前向きに生きることで、私たちの人生もより輝かしいものになるでしょう。