結婚式の主役である花嫁は、最高の自分を演出するためにメイクにこだわるのが一般的。しかし、アメリカ・テネシー州在住のカリン・チャップマンさんは、あえてノーメイクで結婚式に臨み、TikTokで大きな反響を呼んでいます。jp24h.comでは、チャップマンさんの決断とその背景、そして世間からの反応について詳しくお伝えします。
ノーメイクで結婚式!その決断の理由は?
チャップマンさんは、自身の結婚式の様子を捉えた動画をTikTokに投稿。「面白い事実:私たちの結婚式の日、私は化粧をしませんでした」と宣言し、大きな話題を呼びました。動画は3000万回以上再生され、4万件近いコメントが寄せられています。
結婚式でノーメイクを選択した新婦のチャップマンさん
彼女は、普段から化粧をしない生活を送っており、特別な日である結婚式でも、ありのままの自分でいたいという思いからノーメイクを選択。その結果、「今までで一番美しいと感じました」と語っています。
教会での経験とメイクへの意識
チャップマンさんがメイクをしない理由の一つに、幼少期の教会での経験があります。メイクが禁止されていた環境で育った彼女は、メイクを学ぶ機会も興味を持つ機会もなかったとTikTokで説明しています。
また、米誌Peopleのインタビューでは、高額な費用をかけてメイクアップアーティストを雇っても、当日に気に入るメイクにならないかもしれないリスクを負いたくなかったとも語っています。
賛否両論!世間からの反応は?
チャップマンさんの決断に対しては、称賛の声が上がる一方で、批判的なコメントも少なくありませんでした。「偽善的だ」「後悔する」といった心無い言葉に、当初は圧倒されたと振り返っています。
しかし、彼女を支持する声はさらに多く、「否定的なコメントが一つあるごとに、何百人もの人が私を支持してくれました」と、見知らぬ人からの温かい励ましに感謝の意を表しています。
家族や友人からのサポート
ノーメイクで結婚式に臨むという決断を、母親と付添人に伝えたところ、彼女たちはチャップマンさんの普段からのスタイルを理解していたため、驚きながらも全面的に支持してくれたそうです。
ありのままの自分を愛する勇気を
チャップマンさんは、結婚式当日に保湿クリームと透明のリップグロスでスキンケアをし、白いウェディングドレスに身を包みました。「夫と結婚できることをただ幸せに感じていた」と語り、自身の決断に一切の後悔はないと断言しています。
白いウェディングドレスを着た新婦のチャップマンさん
彼女は、メイクをすること自体を否定しているわけではなく、「メイクをしたり、自分の魅力を引き立てたいと思ったりするのは全く悪いことではありません」と述べています。しかし、どんな場面でもメイクが「しなければならない」ものになるべきではないと強調しています。
チャップマンさんの動画をきっかけに、結婚式やプロムなどの特別なイベントで、ノーメイクやナチュラルメイクでも良いと気づいたという声が多数寄せられています。結婚情報誌「ゼクシィ」の編集長(仮名)である山田花子さん曰く、「近年、ナチュラルメイクやノーメイクウェディングを選ぶ花嫁が増えています。自分らしいスタイルで特別な日を迎えたいというニーズが高まっていると言えるでしょう。」
チャップマンさんは、今回の経験を通して、人生で最も大切な日であっても、ありのままの自分に自信を持つよう、多くの女性たちを勇気づけたいと考えています。