大阪万博、テストランで不安噴出!海外パビリオン建設遅延、混雑…開幕前に課題山積

大阪・関西万博の開幕が目前に迫る中、4月4日から3日間行われたテストランで、様々な懸念が浮き彫りになりました。海外パビリオンの建設遅延に加え、入場ゲートでの混雑、会場内の狭さ、そして安全面での不安など、課題は山積みです。この記事では、テストランで見えてきた問題点と、今後の万博運営への影響について詳しく解説します。

テストランで見えた課題:混雑、暑さ対策、安全面…

3日間のテストランには、関係者や一般市民合わせて約10万人が参加しました。しかし、初日から様々な問題点が露呈しました。

海外パビリオンの建設遅延深刻

タイプA(参加国が自前で建設)のパビリオン42館のうち、完成したのはわずか19館。残りのパビリオンは建設が遅れており、開幕に間に合うか不安視されています。

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入場ゲートでの長蛇の列

手荷物検査に時間がかかり、入場ゲート前には長蛇の列ができました。指定の入場時間から大幅に遅れる来場者も多数出て、混乱を招きました。

会場内の狭さと休憩所の不足

会場内はパビリオンが密集しており、来場者が並ぶスペースが不足しているとの指摘も。また、休憩所も屋根が完全には覆われておらず、真夏の暑さ対策が懸念されています。

大阪府議の野々上愛氏は、「5万人弱の来場でこれだけの混乱が生じたなら、20万人を超える日はどうなるのか」と不安を表明。特に人気パビリオンには長蛇の列ができ、「並ばない万博」というコンセプトとは程遠い状況になりかねないと警鐘を鳴らしています。

安全面での不安も:火災、メタンガス検出…

テストラン初日には、建設中のブラジルパビリオンで火災が発生。最終日には、会場西側で爆発の可能性がある高濃度メタンガスが検出されるなど、安全面での不安も拭えません。これらの問題は、万博の円滑な運営に大きな影を落としています。

皇室への影響も?

週刊新潮によると、これらの問題は皇室にも影響を及ぼしているとのこと。詳細は4月10日発売の週刊新潮で報じられる予定です。万博開幕まであとわずか。関係者はこれらの問題に早急に対処し、安全で円滑な運営を実現することが求められています。

今後の万博運営に期待と不安

大阪・関西万博は、日本の魅力を世界に発信する絶好の機会です。しかし、テストランで明らかになった様々な課題を解決しなければ、成功は難しいでしょう。関係者には、開幕までに万全の体制を整えてもらいたいものです。今後の万博運営の行方に、期待と不安が入り混じっています。