【気になる!】コミック 『片岡義男COMIC SHOW』






 1970~80年代の若者文化に大きな影響を与えた作家、片岡義男さんの小説やエッセーを、漫画家、イラストレーターがコミカライズ。片岡さんの書き下ろし小説も収録した。

 作品は「心をこめてカボチャ畑にすわる」(山本美希さん)、「スローなブギにしてくれ」(長崎訓子さん)、「馬鹿(ばか)が惚(ほ)れちゃう」(山田参助さん)など。鉛筆削りの悦楽を描いた「鉛筆を削るとき」(グレアム・ミックニーさん)も味わい深い。どの作品も片岡ワールドと描き手の個性が混じり合い、独特の魅力を放っている。(片岡義男原作、大橋裕之ら漫画、左右社・2000円+税)



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