ペルー砂漠でまさかの銀シャリ!?自転車世界一周の仰天体験記

自転車で世界一周、まさに冒険の極み!旅作家・石田ゆうすけ氏の著書『世界の果てまで行って喰う 地球三周の自転車旅』(新潮社)から、ペルーでの驚くべきエピソードをご紹介します。強盗被害からの再出発、そして想像を絶する“銀シャリ”との出会いとは?

砂漠の悪夢:強盗被害と再出発

ペルーの広大な砂漠地帯で、石田氏は想像を絶する恐怖体験に見舞われました。拳銃を持った3人組の強盗に襲われ、所持金の大半を奪われてしまったのです。

alt=ペルーの砂漠地帯。広大で美しい景色が広がる一方で、危険も潜んでいる。alt=ペルーの砂漠地帯。広大で美しい景色が広がる一方で、危険も潜んでいる。

幸いにもカードは停止でき、口座のお金は守られました。新しいカードを受け取り、再出発を決意した石田氏。節約のため、市場で安価な装備を調達します。車輪の両側にナイロン製の巨大な買い物袋をサイドバッグ代わりに取り付け、旅を再開しました。しかし、悪路ではバッグが頻繁に外れてしまうなど、苦労は続きます。

驚きの出会い:安価な調理器具と“銀シャリ”の謎

節約のため、調理器具も市場で安価なアルミ製の鍋とフライパンを購入。かさばるものの、巨大なサイドバッグには問題なく収納できました。

「地元の人々が日常的に使っている日用品は、意外と優れていることが多いんです。かさばることを気にしなければ、安価なもので十分事足りることに気づき、目から鱗でした」と石田氏は語ります。

しかし、再出発から数日後、異変が起こります。炊きたてのご飯に奇妙なものが混じっていることに気づいたのです。暗くてよく見えなかったこともあり、その時は気に留めませんでした。

謎の銀シャリ:その正体とは?

それから毎日、石田氏は炊きたてのご飯を食べ続けていました。しかし、いつも日が暮れてから食事をしていたため、ご飯の状態をよく確認できずにいました。

ある日、明るい場所でご飯をよく見てみると、なんとご飯が銀色に輝いているではありませんか!「まさか、本当に銀シャリ?!」と驚愕した石田氏。

実は、安価なアルミ鍋が原因でした。酸性の食品と反応し、アルミの一部が溶け出してご飯に付着していたのです。

食品安全の専門家、山田健太郎氏(仮名)は、「アルミは微量であれば人体への影響は少ないですが、長期間の摂取は避けるべきです。特に酸性の食品を調理する際は、アルミ製の調理器具の使用は控えるようにしましょう」と注意を促しています。

alt=銀色に輝くご飯。アルミ鍋から溶け出したアルミが付着していた。alt=銀色に輝くご飯。アルミ鍋から溶け出したアルミが付着していた。

石田氏の体験は、節約も大切ですが、健康にも気を配る必要性を改めて教えてくれます。

まとめ:冒険の先にある学び

強盗被害、安価な装備での旅、そして銀シャリとの遭遇…。石田氏のペルーでの体験は、まさに波乱万丈。しかし、困難を乗り越え、旅を続ける中で、彼は貴重な学びを得ることができました。

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