17日、SBIホールディングスの北尾吉孝会長兼社長は会見を開き、フジ・メディアHDの改革案を示した。
米投資ファンドからフジ・メディアHDの新たな取締役候補に提案されている北尾氏は「正しい倫理的な価値観をベースにした新たな企業文化を創造すること、これがまず必須」「フジ・メディアHDが発表した役員体制は不十分」と指摘。
さらに役員人事については「一生懸命、ガセネタやフェイクニュース探して役員候補の足引っ張ろうとか、もうそうやって動いている連中が今でもいる。誰の息がかかっているか全部わかっているが、そういう連中に振り回されるんじゃなく、本当に誰が経営の任に当たれば会社は変わるのか、誰が実績持ってるんだと。そこだけだ。それで、もうそれであかんかったらしょうがないな」と述べた。
北尾社長は20年前、堀江貴文氏が率いていたライブドアによるフジテレビ買収騒動でフジテレビを守る側に回り、両社の和解につなげた経緯がある。しかし、最近になってフジテレビの第三者委員会の報告書を受け、自身のSNSで、当時、フジテレビを守ることを「やるべきではなかった」と発信していた。
(ABEMA NEWS)
ABEMA TIMES編集部