日米防衛相が会談、GSOMIA重要性確認も進展なし

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会談を終え会場を後にする河野太郎防衛相(右)とエスパー米国防長官=18日、バンコク(代表撮影)

会談を終え会場を後にする河野太郎防衛相(右)とエスパー米国防長官=18日、バンコク(代表撮影)

 【バンコク=田中一世】河野太郎防衛相は18日午前(日本時間同)、訪問先のタイのバンコクで、エスパー米国防長官と会談した。両氏は、弾道ミサイル発射を続けている北朝鮮が脅威であり、日米韓3カ国の連携強化が重要であると確認した。その中で、日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を継続すべきだとの認識を共有したが、進展はみられなかった。

 GSOMIAは、対北融和策をとる韓国の文(ムン)在寅(ジェイン)政権が破棄する方針を決めたため、23日に失効する。17日には日米、米韓、日米韓3カ国の防衛相会談をそれぞれ行い、韓国に再考を促した。だが、文氏は破棄通告を撤回しない方針で、失効は不可避な情勢だ。

 18日の会談で河野氏は、政府が検討中の中東海域への自衛隊派遣について、初めてエスパー氏に説明した。米国が各国に参加を呼びかけた有志連合ではなく独自に派遣すると説明し、エスパー氏は謝意を述べた。「中東の安定に資する取り組み」(政府関係者)に対する謝意とみられる。

 日米が掲げる「自由で開かれたインド太平洋」構想を推進する方針も確認した。

 9月の就任後、河野氏がエスパー氏と個別に会談するのは初めてで、1時間行われた。

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