盗品のご当地ナンバー買い取り容疑で逮捕 「転売するため」





埼玉県警が押収した、盗まれた「ご当地ナンバープレート」=18日(埼玉県警提供)

 埼玉県などで地元の名物やキャラクターを描いた原付きバイク用「ご当地ナンバープレート」が大量に盗まれる事件があり、県警は18日、盗難ナンバーを買い取ったとして、盗品等有償譲り受けの疑いで、タイ国籍で同県熊谷市上中条の自称バイク販売業、サマーン・マークムアン容疑者(46)を逮捕した。「タイの知人に転売するために買い取った」と容疑を認めている。

 逮捕容疑は、熊谷市の路上で7月末、無職の新田唯斗被告(21)と同居の女(22)=いずれも窃盗罪で公判中=から、千葉県勝浦市の「ご当地」キャラクター「勝浦カッピー」の絵柄入りナンバー1枚を、盗品と知りながら2千円で買い取ったとしている。

 マークムアン容疑者は熊谷市のバイク店に客として訪れた際、アルバイト店員だった新田被告と知り合い、ご当地ナンバーがほしいと持ち掛けたという。 

 県警は、新田被告らが埼玉、千葉、東京、静岡などの各都県で633枚のご当地ナンバーを盗み、マークムアン容疑者に売ったとみている。



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