更年期障害。耳にしたことはあっても、具体的な症状や辛さはなかなか理解しづらいもの。今回は、フリーアナウンサーの望月理恵さんが自身の更年期障害体験を赤裸々に語ったエピソードをご紹介。彼女がどのように更年期障害を乗り越え、今もなお活躍し続けているのか、その秘訣に迫ります。
望月理恵アナウンサーを襲った更年期障害の症状とは?
45歳頃から異変を感じ始めたという望月さん。朝起きられず、仕事への意欲も低下。職場ではかすみ目や動悸、突然の発汗に悩まされるように。当初は単なる疲れだと思っていたそうですが、一向に改善しない体調不良から胃腸炎にも発展。
「仕事も辞めなきゃいけないかもしれない…」
原稿を読むのも困難になり、不安感や腹痛、朝の倦怠感など、様々な症状に苦しんだ望月さんは、ついに退職を考えるまでに追い込まれてしまったそうです。
望月理恵アナウンサー
80歳?!衝撃の診断結果と更年期障害克服への道
そこで望月さんは血液検査を受けたところ、信じられない診断結果を告げられます。
「あなたの女性ホルモン値は80歳の女性と同じです」
まさに青天の霹靂。この診断をきっかけに更年期障害と判明し、サプリメントによる治療を開始。すると、約1ヶ月後には症状が改善に向かい始めたといいます。
更年期障害は誰にでも起こりうるもの。望月さんのように、勇気を出して検査を受け、適切な治療を受けることが大切です。
更年期と向き合う。望月さんの前向きな姿勢
更年期障害であることを公表したことで、周囲の理解も深まり、症状への対応もスムーズになったと語る望月さん。
「更年期障害かもしれない、体調が悪いと伝えることで、相手が理解してくれるようになった」
53歳になった今も症状は続いているそうですが、「自分の機嫌は自分でとる」という前向きな姿勢を大切に、更年期と向き合っているとのこと。
53歳フリーアナ「昔も長く働きたいという人多かったけど、壁が高過ぎました」
専門家の声:更年期障害への理解とサポートの重要性
更年期障害専門医の佐藤先生(仮名)は、次のように述べています。「更年期障害は、女性ホルモンの減少によって引き起こされる様々な症状の総称です。症状は個人差が大きく、身体的なものから精神的なものまで多岐にわたります。周囲の理解とサポートが、更年期を迎える女性にとって非常に重要です。」
望月さんの体験談は、更年期障害に悩む多くの女性にとって勇気と希望を与えてくれるのではないでしょうか。
更年期を乗り越えるためのヒント
望月さんの経験から、更年期を乗り越えるためのヒントをいくつかご紹介しましょう。
- 少しでも異変を感じたら、早めに医療機関を受診しましょう。
- 自分自身の症状を理解し、受け入れることが大切です。
- 周囲に相談し、理解とサポートを得ましょう。
- 規則正しい生活習慣を心がけ、ストレスを溜め込まないようにしましょう。
更年期は、人生の新たなステージへの転換期。前向きに捉え、自分らしく輝ける日々を送るために、適切なケアとサポートを心がけましょう。