「鬼滅の刃 無限城編」豪華鎹鴉声優陣の舞台挨拶が話題沸騰、映画は大ヒット驀進中

世界中で社会現象を巻き起こしている人気アニメ「鬼滅の刃」の最新作、劇場版「鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来」は、その圧倒的な集客力で連日大ヒットを記録しています。この度、映画のさらなる盛り上がりを告げる「公開御礼舞台挨拶・鴉(カラス)」が、9月6日に東京・TOHOシネマズ新宿で開催されることが15日、公式ホームページで発表され、ファンの間で大きな反響を呼んでいます。

劇場版「鬼滅の刃 無限城編」の公式Xアカウントからの告知画像劇場版「鬼滅の刃 無限城編」の公式Xアカウントからの告知画像

異例のキャスティングが織りなす豪華舞台挨拶

今回の舞台挨拶が注目を集める最大の理由は、その出演者ラインナップにあります。登壇するのは、山崎たくみ、石見舞菜香、中尾隆聖、釘宮理恵、堀江由衣、堀内賢雄、速水奨という豪華声優陣。彼らはいずれも「鬼滅の刃」に登場するキャラクターを演じていますが、特筆すべきは、この7名全員が「鎹鴉(かすがいがらす)」、または善逸の相棒である「鎹雀(かすがいすずめ)」の伝令係役であるという点です。

鬼殺隊を支える「鎹鴉」とは

「鎹鴉」は、「鬼殺隊」に所属する隊士たちに指令や情報を伝える重要な役割を担う伝令係の鴉です。それぞれの隊士に一羽ずつ配属され、物語の中で時にコミカルに、時に真剣に炭治郎たちの冒険をサポートしてきました。彼らの声に、これほどまでのベテランから人気声優までが起用されていること自体、作品への力の入れようを示すものとして、ファンの間で度々話題となっていました。

ファンを驚かせた斬新な企画と熱狂的な反応

今回の「鎹鴉」に特化した舞台挨拶という、まさかの企画にファンは驚きと喜びの声を上げています。X(旧ツイッター)では、「鎹鴉の声優、豪華すぎていつも笑うw」「この企画考えた方に拍手を送りたいです」「さすがに予想外」といったコメントが続々と投稿され、トレンド入りするなど大きな話題となりました。中には、舞台挨拶の日付である「9月6日」が「クロウ(Crow=鴉)」と読めることに気づき、「9/6=クロウですね」と“謎解き”を楽しむコメントも見受けられ、作品への深い愛着と考察がうかがえます。

このユニークな舞台挨拶は、全国の映画館でのライブビューイングも予定されており、劇場に足を運べないファンもこの特別なイベントを共有できる機会が提供されます。

「無限城編」の大ヒットと今後の展開

劇場版「鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来」は、家族を鬼に殺された主人公・竈門炭治郎が、鬼に変異した妹・禰豆子を人間に戻すために鬼殺隊へ入隊し、強大な鬼と戦う物語の最新章として、7月18日に公開されました。「無限城編」は三部作構成で、その第一章にあたる本作は公開25日間で観客動員数1569万人を突破する驚異的な数字を記録。興行収入においても歴史的な大ヒット作として、その名を刻んでいます。

今回の舞台挨拶は、映画本編だけでなく、その製作背景やキャラクターにまで深く没入させる「鬼滅の刃」コンテンツの多様な魅力を改めて示すものとなりました。鎹鴉という、一見すると脇役ながらも重要な存在に光を当てることで、ファンとの絆をさらに深め、劇場版の熱気を高め続けています。


参考文献

  • 中日スポーツ
  • 劇場版「鬼滅の刃」公式ホームページ
  • X(旧Twitter)