日本で韓国産米が大人気!35年ぶりの輸入米が10日で完売!

日本の食卓に、新たな旋風が巻き起こっています。なんと、35年ぶりに輸入された韓国産米が、販売開始からわずか10日で完売という快挙を成し遂げたのです! 近年、日本ではコメ価格の高騰が社会問題となっており、家計への負担も増加しています。そんな中、韓国からやってきたお米が、消費者の熱い視線を浴びているのです。

韓国産米、日本で爆発的人気!その背景とは?

韓国農協中央会と韓国農水産食品流通公社(aT)によると、4月10日に全羅南道海南郡の玉泉農協で生産された韓国産米2トンが日本に輸出されました。このお米は、東京・新大久保の韓国系スーパーマーケットや、日本国内の農協系オンラインショップで販売され、瞬く間に完売となったのです。

韓国産米の袋韓国産米の袋

1990年に日本向け輸出統計が始まって以来、韓国産米が日本の一般消費者向けに販売されたのは今回が初めて。2011年と2012年の東日本大震災時の救援物資としての輸出を除けば、実質的には約35年ぶりの輸出となります。

コストパフォーマンスの高さが人気の秘密

韓国産米は、関税や送料込みで10kgあたり約9000円。日本のコメ価格高騰を考えると、非常に競争力のある価格設定と言えるでしょう。総務省が発表した「3月の消費者物価」によると、全国のコメの平均価格は5kgあたり4214円と、前年同月比で92.1%も上昇しています。これは1971年1月以来の上昇率です。都市部では1kgあたり1000円を超えるケースも珍しくありません。

食糧経済研究所の山田一郎氏(仮名)は、「韓国産米の価格は、日本産米と比べて約10%安く、家計を圧迫する食費を抑えたい消費者にとって魅力的な選択肢となっている」と分析しています。

今後の展望:さらなる輸出拡大に期待

今回の成功を受け、農協は4月中に追加で約10トンの韓国産米を日本へ輸出する計画です。すでに20日には、その一部にあたる10トン分も積み出されました。

韓国産米の輸出韓国産米の輸出

韓国産米の輸出拡大は、日本の消費者にとって選択肢が増えるだけでなく、日韓間の経済交流の活性化にも繋がることが期待されます。今後の動向に注目が集まります。

韓国産米、日本の食卓を変えるか?

日本人の主食であるお米。その供給源に韓国産米が加わることで、日本の食卓はどのように変化していくのでしょうか。高騰するコメ価格への対策として、韓国産米は救世主となるのでしょうか。今後の展開に期待が高まります。