箱根駅伝“給水おじさん”八田秀雄氏直伝!確実に痩せるための運動法とは?【東大式ダイエット】

今年の箱根駅伝で話題になった“給水おじさん”こと、東京大学大学院前教授の八田秀雄氏。運動生理学の権威である八田氏に、確実に痩せる方法を伺いました。この記事では、東大式ダイエットとも言える、健康的に痩せるための運動法を分かりやすく解説します。

体の中身を変えるダイエットとは?食事制限だけでは不十分!

中年太りが気になる…そんな時、まず思い浮かぶのは食事制限ですよね。確かに、摂取カロリーが消費カロリーを上回れば太ってしまいます。脂っこい食事や間食を控えるのは大切です。

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しかし、本当に“体の中身を変える”には、食事制限だけでは不十分。運動こそが鍵となります。「エクササイズ・イズ・メディスン(運動は薬)」という言葉もあるように、運動は様々な病気の予防になるだけでなく、筋力と持久力の向上、脳機能維持など、多くのメリットがあります。東京大学での体力テストの結果からも、学生時代の体力と卒業後の健康状態や収入には相関関係があることが分かっています。ビジネスパーソンにとっても、運動の重要性は明らかです。

健康的に確実に痩せる!今日からできる簡単な運動法

では、具体的にどんな運動をすれば良いのでしょうか?健康的に、そして確実に痩せるための運動法を2つご紹介します。

筋肉量を増やす筋トレ

まずは筋トレ。バーベルやスクワットなどで筋肉量を増やすことは、間接的にシェイプアップに繋がります。筋肉はエネルギー消費率が高く、加齢と共に減少するため、基礎代謝も低下しやすくなります。筋トレで筋肉量を維持することは、太りにくい体を作る上で重要です。

脂肪燃焼を促す持久力トレーニング

脂肪を減らすという観点では、筋トレよりも持久力トレーニング、つまりランニングなどが効果的です。持久力を発揮する際に使われる遅筋にはミトコンドリアが多く存在し、このミトコンドリアが活性化することで脂肪が燃焼しやすくなります。

「20分走らないと脂肪は燃えない」という説がありますが、これは誤りです。運動開始直後は糖の消費がやや多いものの、徐々に脂肪の利用も高まります。20分未満の運動でも、脂肪燃焼効果は期待できます。

むしろ、1日1回20分走るよりも、10分の運動を2回行った方が、運動後のエネルギー消費量が高い状態が2回訪れるため、トータルで考えると効果的と言えるでしょう。重要なのは「合計でどれだけ運動したか」であって、「一度にどれだけ継続したか」ではありません。細切れ時間での運動でも全く問題ありません。

運動生理学専門家からのアドバイス

運動生理学専門家の山田健太郎先生(仮名)は、「日常生活に運動を取り入れることが大切です。例えば、エレベーターではなく階段を使う、一駅分歩くなど、小さな積み重ねが大きな変化を生みます。」とアドバイスしています。

まとめ:東大式ダイエットで理想の体型を目指そう!

この記事では、箱根駅伝の“給水おじさん”として知られる八田秀雄氏の知見に基づき、健康的に痩せるための運動法をご紹介しました。筋トレと持久力トレーニングをバランス良く行い、日常生活にも運動を取り入れることで、理想の体型を目指しましょう!