『スター・ウォーズ』はもはや文化だ 17年ぶりの日本開催ファンイベント『SWC』は熱狂の渦に!日本がアジア唯一の開催地に選ばれる訳は?


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 前回のイギリス・ロンドンから2年ぶり、東京での開催はアジア初となった2008年から実に17年ぶりだった。チケットは前売りで完売し、アジア圏からファンが集ったことで、125ヵ国から計10.5万人(前回比8%増)が来場。本拠地アメリカ以外での開催としては、過去最大の動員数となった。

 1977年に第1作『スター・ウォーズ/新たなる希望』が公開されてから48年。2019年の『スター・ウォーズ エピソード9/スカイウォーカーの夜明け』までシリーズは9作続き、全世界興行収入は推定102億ドル(約1兆5000億円)に上る。アニメーションやアンソロジー映画、ドラマシリーズを含め、グッズなどの関連売り上げをあわせると、総売り上げは推定460億ドル(約6兆7000億円)という世界を代表する巨大なグローバルフランチャイズだ。

 その背景には、日本がシリーズ創造のルーツになっていることがある。シリーズの生みの親であるジョージ・ルーカスは、日本文化や黒澤明監督の『隠し砦の三悪人』『七人の侍』などの時代劇からインスピレーションを受けていることを公言。作品中には、日本文化の影響が随所に表れているほか、物語の中心になるジェダイの衣装やライトセーバー、ダース・ベイダーのマスクなどのデザインには、日本の鎧兜や刀、着物などが取り入れられている。



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