国民民主党の玉木雄一郎代表は22日の定例会見で、今夏の参院選をめぐり、最激戦の東京選挙区での議席獲得に並々ならぬ意欲を示した。
同党の東京選挙区をめぐっては、NHK「日曜討論」のキャスターを務めていた同局牛田茉友アナウンサーの擁立情報が浮上している。
玉木氏は「手続きをしている最中なので、今の段階で何か申し上げることはありません」と、牛田アナの擁立論には言及しなかったが「首都東京で議席を取らないと、真の国政政党にはなれない。必ず東京には候補者をたてて、必ず議席を取りに行きたい」と、述べた。
議席獲得のための戦略を問われると、国会会期中の現在は週に1回、東京都内での街頭演説に立っているとした上で「候補予定者が決まれば、いっしょに政治活動を展開していきたい」とも述べた。
参院選の議席数目標としては、予算を伴う法案を単独で提出することが可能な21議席以上を目指す考えをあらためて示し、非改選の5議席を含めて16議席を獲得する必要性に言及。「今の4議席を4倍以上にする必要がある。高い目標だが、目指していきたい」と述べた。