トランプ氏、ウクライナ大統領を再び非難 クリミア半島「ロシア領」容認巡り


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 ウクライナ南部クリミア半島をロシア領と認めない考えを示したゼレンスキー氏を非難。停戦交渉が進展しない責任を同氏に押し付けた。

 停戦交渉を巡っては、ロシアが2014年に一方的に併合したクリミア半島を、米国がロシア領と承認することを提案したと報じられている。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによれば、ゼレンスキー氏は「ウクライナは法的にクリミア占領を認めない。(認めれば)憲法違反になる」と述べ、受け入れない方針を表明した。

 トランプ氏はゼレンスキー氏の発言について、「ロシアとの和平交渉に非常に害を及ぼす」と強調。「扇動的な発言が戦争の解決を困難にしている。戦闘を長引かせるだけで誰も望んでいない」と決め付けた。両氏は2月、ホワイトハウスで会談した際に口論を繰り広げたが、停戦交渉を巡る溝が再びあらわになった。 



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