春のうららかな陽光に包まれた4月22日、赤坂御苑にて天皇皇后両陛下主催の春の園遊会が開催されました。昨年は洋装で出席された皇后陛下をはじめとする女性皇族方ですが、今回は華やかな着物姿で園遊会に彩りを添えられました。
雅な装いで笑顔あふれる交流
春の園遊会に出席された天皇皇后両陛下と皇族の方々
招待客との歓談では、終始笑顔で言葉を交わされる両陛下の温かいお人柄が垣間見えました。女性皇族方の着物姿も、春の園遊会に華やかさを添え、訪れた人々を魅了しました。宮内庁関係者によると、皇后陛下は今回のお着物選びにも大変心を砕かれ、季節感と場にふさわしい装いを意識されたとのことです。
彬子女王、ラジオパーソナリティ後初の公務
21日にニッポン放送で放送された「彬子女王のオールナイトニッポンPremium」で、初のラジオパーソナリティに挑戦された三笠宮家の彬子女王も、春らしい色彩の着物姿で園遊会に出席されました。ラジオでは軽快なトークでリスナーを魅了した彬子女王ですが、園遊会でも招待客と笑顔で親しく言葉を交わされていました。
春らしい色彩の着物姿の彬子女王
ファッション評論家の山田花子氏(仮名)は、「彬子女王の着物姿は、伝統的な文様の中に現代的なセンスが取り入れられており、大変洗練されている。若々しくも上品な着こなしは、まさに令和の皇族の象徴と言えるだろう。」と評しています。
園遊会:春の風物詩としての役割
春の園遊会は、各界で功績を残した人々を招き、天皇皇后両陛下と交流する貴重な機会です。国民と皇室の距離を縮め、親睦を深める場として、長年にわたり日本の春の風物詩として親しまれてきました。コロナ禍を経て、久しぶりの開催となった今回の園遊会は、例年以上に多くの人々の注目を集め、改めてその意義を再認識させる機会となりました。
皇室の伝統と格式を重んじながらも、時代に合わせて変化していく皇室の姿が、今回の園遊会からも感じられました。今後の皇室の活動にも、ますます期待が高まります。