盗んだキャッシュカードでATMから現金約200万円を引き出したとして、宮城県警角田署は19日、窃盗の疑いで東京都練馬区の無職、中島慎平容疑者(32)を再逮捕した。調べに対し容疑を認めている。
同署によると、警察官などをかたった手口が、フィリピン入国管理局が今月に入って拘束した日本人詐欺グループと似ているという。中島容疑者は男性からキャッシュカード3枚を盗んだとして、先月27日にも窃盗容疑で逮捕されており、同署はグループへの関与も追及する。
再逮捕容疑は今年8月1日午後9時ごろ、宮城県柴田町のショッピングセンターにあるATMで、同県角田市の男性(72)から盗んだキャッシュカード2枚を使い、現金約200万円を引き出して盗んだとしている。