お笑いタレントの明石家さんま(69)が27日、ニッポン放送「明石家さんま オールニッポンお願い!リクエスト ~親友・悪友・笑える仲間!いくつになってもマイフレンド♪~」(後6・00)の生放送に出演。「こいつは売れるな」と思ったタレントについて明かす場面があった。
【写真あり】明石家さんまが「こいつは売れる」と直感した超売れっ子タレント
若手時代、番組や舞台の「前説」が受けて頭角を現わし、売れっ子への道へつながったという、さんま。ある時、日本テレビ系の歌番組「紅白歌のベストテン」のプロデューサーから「前説がお上手だと聞いているので」と若手芸人の前説を見ることを頼まれたという。
「前説を見たらうまかったんですよ。こいつは売れるな、と思って悔しくて“ダメですね”ってプロデューサーに言った。伸びそうだったから。出る杭は打っとこうと思うたら打ち損ねたっていう」とジョークを交えて笑いを誘う。その前説をしていたのは駆け出しの小堺一機だったと言い、さんまは「その後やっぱりぐいぐい…前説が凄いと、この人売れるなあと思ってて。お笑いに関しては素人のプロデューサーだったから“あいつアカンと思います”って言うたら勝手に伸びてきやがった」と笑いながら明かした。
「早く出て売れる方もいらっしゃるけど、売れる要素のある人は何年かかっても売れる。お笑い芸人で“こいつ面白いのに何で売れへんのやろう”はない!いつかは売れる」と才能がある芸人は遅かれ早かれ必ず売れっ子になると断言。「俺のデータでは100%。みんなが、面白いなあ、なんでこいつ売れないんだろうって言うてるのは100%出てきはる」と“ブレークの法則”を明かし、「俺が売れるなと思うたら売れはる、力があるから。タイミングとか時代とかはある」と説明した。