日本の未来を左右する次期首相選びが、水面下で活発化しています。参院選を控え支持率低迷にあえぐ石破政権。国民の声は減税を求めているにも関わらず、財務省や自民党幹部ら、いわゆる“増税マフィア”は石破首相の退陣を見据え、次の操り人形となる人物を探し始めています。果たして、国民の願いは届くのでしょうか?景気回復の鍵を握る税制改革、その行方を探ります。
混迷深まる政局、国民民主党・玉木代表に注目集まる
トランプ前米大統領との貿易交渉で迷走を続ける石破首相。側近を次々と米国に派遣する一方、自身は東南アジア歴訪を選択するなど、ちぐはぐな姿勢が目立ちます。こうした状況に、自民党内からは「次の首相は国民民主党の玉木雄一郎氏しかいない」との声が上がるほど、国民民主党への期待が高まっています。
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玉木代表は「減税」を掲げ、国民の支持を集めています。「石破政権が消費税減税を決断すれば、選挙では脅威となる」と発言するなど、その勢いはとどまるところを知りません。政権交代の可能性も現実味を帯びてきました。
増税派の切り札、麻生元首相の暗躍
しかし、玉木氏の減税路線を阻止しようと目論むのが、財務省を中心とした“増税マフィア”です。彼らは、長年財務大臣を務めた麻生太郎元首相を頼りに、水面下で動き出しています。
麻生氏は、自民党の会合で「参院選で過半数を割れば、有事の際に迅速な対応ができない」と危機感を煽り、対日投資拡大議連を立ち上げるなど、存在感を示しています。
ある政治評論家は、「麻生氏は石破首相からの交渉役の打診を拒否したようだ。これまでの助言を無視されたことで、石破政権を見限ったのだろう」と分析しています。麻生氏の動向が、次期首相選びに大きな影響を与えることは間違いありません。
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減税か増税か、岐路に立つ日本経済
国民の声は減税を求めていますが、増税派の抵抗も根強く、今後の政局は予断を許しません。次期首相が誰になるかによって、日本の経済政策は大きく変わるでしょう。果たして、国民生活の向上につながる政策が実現するのか、今後の動向に注目が集まります。