東京都足立区の公園で無許可でドローン(小型無人機)を飛ばしたとして、警視庁が20日、航空法違反の疑いで、中国籍で都内に住む日本語学校生の少年(17)を東京家裁に書類送致したことが捜査関係者への取材で分かった。少年は「周辺の景色を撮影していた。飛ばしてはいけないとは知らなかった」などと容疑を認めている。
送致容疑は6月27日午前0時半ごろ、同区千住桜木の尾竹橋公園で、無許可でドローンを飛ばしたとしている。
現場付近にいた同庁の自動車警ら隊員が、青白い光を放つドローンが飛行しているのを発見。公園にいた少年のリュックサックにドローンが入っているのを確認し、千住署に任意同行した。インターネットのサイトで購入したとみられ、付属のカメラで上空から公園周辺の橋などの写真を撮影していたという。