神奈川県横須賀市や米海軍は20日、三浦半島を震源とする震度6強の地震が発生し、市内全域が停電したとの想定で、日米合同の原子力防災訓練をした。
内閣府や防衛省など計12機関から約200人が参加。原子力空母ロナルド・レーガンが停泊する横須賀基地では、基地周辺の放射線監視装置(モニタリングポスト)からデータが送れなくなった場合を想定し、原子力規制庁の職員が基地内に可搬型のモニタリングポストを設置。海上保安庁の船からも、放射線量を測定する訓練をした。 基地内では建物が倒壊し負傷者が出たとの想定で、トリアージされた負傷者に応急処置を施す訓練も実施した。