大阪万博英国パビリオンのアフタヌーンティー、SNSの声を受けてティーカップ提供へ

大阪・関西万博で話題となった英国パビリオンのアフタヌーンティー。当初、紙コップでの提供がSNSで物議を醸しましたが、来場者の声を受け、陶磁器のティーカップでの提供へと改善されました。この記事では、その経緯や英国側の対応、そしてアフタヌーンティーの魅力について詳しくご紹介します。

紙コップからティーカップへ：迅速な対応で信頼回復

万博英国パビリオンのレストランで提供されていたアフタヌーンティー。当初は紙コップで紅茶が提供されていましたが、この点がSNSで拡散され、期待外れだったという声が多数寄せられました。「せっかくの優雅なアフタヌーンティーなのに、紙コップは残念」という意見が多く見られました。

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この事態を受け、イギリス大使館は迅速に対応。SNSでの指摘からわずか2日後には、紅茶を陶磁器のティーカップで提供するよう改善しました。イギリス政府代表のキャロリン・デービッドソン氏も動画でコメントを発表し、「皆さまからの声を大切に受け止めている」と述べ、今後の運営改善への意欲を示しました。

英国文化の象徴：アフタヌーンティーへのこだわり

デービッドソン氏は、アフタヌーンティーは「英国文化を象徴する大切な伝統」だと強調。パビリオンを通じて英国らしさを伝えたいという思いを語りました。紅茶の本場である英国にとって、アフタヌーンティーは単なるお茶の時間ではなく、文化そのもの。ティーカップで提供することで、その伝統と格式を重んじる姿勢を示したと言えるでしょう。

紅茶専門家の山田香織さん（仮名）は、「アフタヌーンティーは、紅茶の味はもちろん、見た目や雰囲気も重要な要素。ティーカップで提供されることで、より本格的な体験となり、満足度も高まるでしょう」と述べています。