岡田晴恵氏、コロナ禍後の今を語る。「コロナの女王」と呼ばれた日々、そして今の穏やかな生活

かつて「コロナの女王」と呼ばれ、コロナ禍で一躍時の人となった岡田晴恵氏。テレビ出演が急増し、感染症の専門家として多忙を極めた日々、そして今の生活について、MBSテレビ『モモコ・アンミカのニュースその後どうなった!?シンパイ井戸端会議』で語られました。

コロナ禍での活躍と重圧

2020年、世界中が新型コロナウイルス感染症のパンデミックに翻弄される中、岡田氏は感染症の専門家としてテレビ番組に引っ張りだこでした。上半期のテレビ番組出演ランキングで1位を獲得し、出演本数はなんと276本。メディア露出の増加に伴い、「コロナの女王」という異名もつけられました。

岡田晴恵氏出演番組の様子岡田晴恵氏出演番組の様子

その活躍の裏では、想像を絶する重圧があったようです。番組内で岡田氏は、生放送での発言に失敗できないプレッシャーから食欲が失せ、体重が大幅に減少したことを告白しました。「太っていた中年女性が痩せたら綺麗になったと言われるだけ」と自嘲気味に語る岡田氏。当時の心境を物語っています。

国立感染症研究所の鉄の掟

多忙な日々の中でも、岡田氏は仕事のオファーを1つも断らなかったといいます。その理由について、かつて勤務していた厚生労働省国立感染症研究所での経験が影響していると語りました。感染症対策の最前線で培われた責任感と使命感が、岡田氏を突き動かしていたのでしょう。

感染症専門家としての岡田氏の功績は、コロナ禍における国民の意識向上に大きく貢献しました。「感染症対策の基本は手洗い」というメッセージは、多くの人々に浸透し、感染拡大防止に繋がったといえます。

穏やかな日常を取り戻した今

コロナ禍が収束に向かい、岡田氏の生活にも変化が訪れました。番組で現在のスケジュールを見たモモコ氏は、「今は人間らしい」と安堵の表情を見せました。岡田氏自身も、以前のような過酷な状況から解放され、心穏やかな日々を送っていると語っています。

番組で語る岡田晴恵氏番組で語る岡田晴恵氏

かつて「コロナの女王」と呼ばれた岡田晴恵氏。コロナ禍という未曾有の危機において、国民に寄り添い、感染症対策の重要性を訴え続けた彼女の貢献は計り知れません。今後の更なる活躍に期待が寄せられています。