碁会所を救え! 支援のクラウドファンディング始まる

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臨時休業中の「梅田囲碁センター」。感染拡大が収束しても、厳しい状況は続くという=5月1日午後、大阪市北区(薩摩嘉克撮影)

臨時休業中の「梅田囲碁センター」。感染拡大が収束しても、厳しい状況は続くという=5月1日午後、大阪市北区(薩摩嘉克撮影)
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 新型コロナウイルスによる感染拡大の影響で、臨時休業を余儀なくされた囲碁の碁会所などが存続の危機に直面している。もともと囲碁の普及を重視した薄利の経営。継続を断念する碁会所が相次ぐことが懸念され、収束後も経営を続ける意思のある碁会所への寄付を募るクラウドファンディングが始まった。発起人の一人で会社経営、長井多葉紗(たばさ)さん(37)は「碁会所がなくなれば、囲碁文化が衰退してしまう」と支援を呼びかけている。(中島高幸)

 長井さんによると、囲碁ファンが集う碁会所などの利用料は、客1人あたり千円前後。インストラクターによる指導を含めても1回3千円前後という。「かつてはこれで経営できていたが、囲碁人口が減り、家賃や人件費でほぼ消費してしまい、利益が出にくい」。大阪市北区の「梅田囲碁センター」を運営する古谷裕(ゆたか)八段(42)も「囲碁の普及に重きを置いており、赤字になることもある」と打ち明ける。

 そこへ新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言が追い打ちをかけた。「続けられる自信がない」という碁会所の経営者らの声を聞いた長井さんらは、クラウドファンディングを考案。対象は、収束後も経営を続ける意思があると表明した東京や大阪、名古屋などの碁会所で、現在、二十数軒が参加している。

 この動きに、村川大介十段(29)や、史上最年少の19歳11カ月で七大タイトルを獲得した芝野虎丸二冠(20)ら多くのプロ棋士が賛同している。村川十段は「私が囲碁を覚えたきっかけは碁会所でした。なくなれば、子供が囲碁を知るきっかけの一つが失われる」と支援を呼びかける。

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