念願だった「課長」に昇進!「年収アップ」はうれしいのですが、「税金や社会保険料」も高くなりますよね?


▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?

「課長職」の平均年収は「630万円~1025万円程度」

表1

「非役職者」の平均年収は「410万円~560万円程度」

表2

「課長職」は「非役職者」と比べて税金と社会保険料が「50万円以上」高くなる可能性がある

前述の非役職者の平均年収(企業規模10人以上)を基に概算すると、税金と社会保険料はおよそ73万円~121万円です。対して課長職の平均年収(企業規模10人以上)を基に概算すると、税金と社会保険料はおよそ124万円~206万円です。課長職に就いた場合の税金や社会保険料は、非役職者と比べて年間で51万円~85万円高くなる可能性があります。

そのため、額面では年収が約340万円増えているように見えても、実際に増える収入は約255万円~290万円ということになります。

まとめ

課長に昇進した場合、非役職者と比べて税金や社会保険料が年間で50万円以上高くなるかもしれません。手取りは約200万円以上増える可能性がありますが、昇進した後も堅実な家計管理が重要になるでしょう。

出典
厚生労働省 賃金構造基本統計調査/令和6年賃金構造基本統計調査 一般労働者 役職 表番号 1 役職、学歴、年齢階級別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルフィールド編集部



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