ウクライナ軍、ロシア領内への攻撃活発化 ロシア戦勝記念日前に


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ウクライナ軍は6日、ロシア西部クルスク州での越境攻撃の継続を改めて主張しました。

ロイター通信によりますと、ウクライナ軍は6日、ロシア西部クルスク州で過去24時間にわたり、戦闘を続けていると発表しました。

ウクライナ軍の部隊が新たに国境を突破して攻撃を仕掛けたとみられ、ロシア側の住民らが避難を強いられたということです。

ロシアのクルスク州知事は、変電所が攻撃を受けたほか、民間人3人が死亡、7人がケガをしたと主張しています。

また、ウクライナ軍は2夜連続で、首都モスクワに無人機攻撃を仕掛けていて、主要空港が一時閉鎖しました。

ロシアでは今月9日に、第2次世界大戦での対ドイツ戦勝80年を祝う記念日を迎え中国の習近平国家主席ら各国の首脳を招き、大規模な軍事パレードを実施する予定です。

この戦勝記念日をめぐり、プーチン大統領は3日間の停戦を一方的に表明しましたが、ウクライナ側は応じない考えを示しています。

ウクライナ軍は、戦勝記念日を前に、ロシア領内への攻撃を強化し、ロシアを揺さぶる狙いがあるとみられます。



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